2008年10月23日

wooderd chiarie presents『オオガラスの放物線vol.3』@下北沢SHELTER

オオガラスの放物線 vol.3

24 -two four-/nenem/wooderd chiarie

SHELTERはちょっと苦手。ぎゅうぎゅうになると「出して〜、私をここから出して〜」って叫びたくなる。でも今日はそんなにぎゅうぎゅうにもならずちょうどいいかんじ。


24 -two four-
2年くらい前に一度観たことがあって、その時はちょっとタバコジュースみたい、な印象を持った覚えがある。前に見た時はインストだったような気がするんだけど…。すごくハッピーでタバコから影の部分を取り除いたようなバンド。東名高速が好きなんだけど今日は工事中で中央道できたら、中央道も好きになった的なMC。あとベースさんがゆたちんさんのおもしろエピソードをぜひに言いたいってことで「ゆたちんです! 久保寺です!」のエピソードをひとしきり。

nenem
1曲目から6〜7曲目くらいまで途切れることなく圧倒するような演奏。客に拍手する暇さえ与えないといった感じ。今年のはじめにナインスパイスでレコ発を観たけど、あの時よりずっとよかった。もっとオシャレな空間が似合うと思っていたけど意外とSHELTERにあってました。
ステージが狭くて映像がメンバーに被ってしまってよくわからなかったけど、それも演出?と思うほどなんか混沌としてかっこよかった。

wooderd chiarie
この日は11月に出る「シンボリック・エレファント」のお披露目会ということで、アルバムの曲を収録順どおり全曲やったわけですが…。アルバムの発売まで1ヶ月もあるというのに、それはもう完成度の高いライブ。圧巻でした!

ライブで何度も聴いている曲もあれば、初めて聴く曲もあり、そしてあの曲がこんなことに!!! だったり、この曲がこんなことに!!!!! だったりと、もう半分くらいのところで私はすでにキャパオーバー。今日はこのへんにして続きは明日にしてくれないか!とか本気で思ったりも…。

けっこう緊張感のあるライブでしたが、7、8、9曲目のスロー・ラーナー〜musth〜Brazilが終ってその緊張感もほぐれてきたのか、ここでほのぼのMCタイム。次のsputnicaについてタツマくんにMCを振るものの「あたま、真っ白っすね〜」と言葉が出てこない。そんなタツマくんに「疲れた?」「水飲みなよ」「ゆっくり喋っていいんだよ」って、お母さんかよ!ってくらいやさしく声をかけるゆたちんさん。そして、そのほのぼのエアーにちゃちゃを入れるオワセさん、というこれまであまり見たことない光景。オワセさんのつっこみがなかなか効いてました。

ライブが終ってアンコールの拍手。私はもう充分満足でこのまま終ってもいいくらいに思ったけど、でもこの素晴らしい演奏には拍手を贈るしか術がない。その拍手にとって返すように飛び出してきたクボテラさん。お客さんから「早い!」って突っ込まれてたけど…。クボテラさんの「何やりましょうか?」って言葉に即座に「昨日決めたじゃん」って返すオワセさん。

ウッダード・チアリらしい緊張感と温かさを感じさせるそんなライブ。


MOONLIGHT
7月のシェフのライブで初めて聴いた曲。その日はちょっと時間の目測を誤って遅刻してしまったため後半しか効けなかったけど「ムーンライト」って歌詞はしっかり覚えてたので、アルバムの曲名を見てすぐに「あの曲だ」ってわかった。ルソーの絵からインスパイアを受けたというのがちょっと意外。あの絵のイメージとウッダード・チアリがちょっと結びつかない。

sputnika
初めて聴いたのは5月のERAの2マン。その前にやった曲がすごく雰囲気のある曲で会場がシーンとなった時にクボテラさんが「次は明るい曲やります」で、この曲。あまりの明るさと軽快さに申し訳ないけどイントロでちょっと笑ってしまった。“そういえばこの人たちまだ若かったんだよな〜”なんて改めて思った曲。

フラスコ
初めて聴く曲とばかり思っていたけど、実は以前ウエムラ&オワセアコースティックで聴いた曲。なのにそれに気づいたのはもう曲も終ろうかという最後の最後。途中で“なんか聴いたことがあるメロディーだな”と思いつつもまったくわからなかった。最後の「故にいまさよなら」ってところで初めて気がついて、しばしパニック。まさかあの曲がこうなろうとは。それも2回も聴いてるんだけど。
最初に聴いた時は“祈りを捧げる”“壁の中へ消える”“へばりつく骨”といった歌詞が出てきて内なる自分と向い会うような曲という印象。オワセさん作詞作曲で「今日初めて人前でやるんです」って言ってた。
2度目はそのときとはちょっと違ってさらに外へと開いていったという印象。演奏が終った後にオワセさんが「(タツマさんが)90%くらい歌詞を創りながら歌ってた(笑」って言ってたので、歌詞はまだまだ変わるんだろうなと思っていたけど、曲もがらっと変わっていた。ぜんぜん違う曲みたい。
ひとつの曲が完成するまでどういう過程をたどるのか私にはまったくわからないけど、こんなふうにどんどん形を変えて完成していくんだということに驚いた。

ケセラセラ
3月のwarpが初。これまでにないような明るい曲ってその時は思った。その時はまだ「sputnika」を聴く前だったので。照明はものすごく暗かったけど… 収録曲を見た時にこの曲のタイトルとはわからなかったけど、ウッダード・チアリで「ケセラセラ」というタイトルがおもしろいなと思った。珍しく最初からほとんど歌詞が聴き取れて“最愛の痛み”という歌詞がすごく印象に残った。

blue
1年前の「オオガラスの放物線 vol.2」で。初めて聴いたその時にすぐにイメージしたのが遅い夏の午後の海。沈んでゆく太陽が凪いだ水面にみきらきらと反射している、そんな光景。その時からずっとこの曲は夕焼けのオレンジのイメージ。いや、タイトルは思いっきり「blue」っていってんじゃんと思いつつも、なぜかこの曲を聴くと私の頭の中はいつも「orange」。ほんとスミマセン。

過去のない町
正真正銘、初聴きです。収録曲見た時は「フラスコ」がこれかと思ってた。
バンドセットとしては珍しくボーカルが前面に出ていて、ありそうだけど意外にもこれまでなかったタイプの曲。

スロー・ラーナー
ここで突如アクセス〜のイントロが流れて2度目のパニック。収録曲に「アクセス・フォー・リライティング」がなかったので今回も入ってないんだなと思ってたので、えっ!なんで、なんで? みたいな。頭の中で収録曲を思い浮かべて、タイトル変わったんだ「スロー・ラーナー」になったんだって。それと同時に歌詞もすっかり変わっていた。
アクセス〜はライブでもすっかり定番の曲だけど、何度聴いても歌詞がまったく聴き取れない。日本語か英語かもわからなくて、音源になった時に歌詞カード見るのを楽しみにしていたんだけど、歌詞もしっかり日本語になっていて、アクセス〜時代の歌詞は永遠に謎になってしまった。

musth
これも初聴き。イントロからいきなりガツンときた。「1×4×9」みたいなガツン系。でもあの曲はほとんどライブでやらないから。
「アルモニ・カフカ」のイメージからウッダード・チアリってやさしく雰囲気のある曲を奏でるバンドって思われてる部分が大きいけど、こういう激しい曲もすごくいいんだってところがなかなか知られてないのがなんとも惜しい、と思っていただけにこういう曲が出てきたのがすごく嬉しい。これはライブ映えする曲ですね。こういうのをどんどんライブでやってほしい。

Brazil
「musth」の流れからきたせいか、シングルの「sputnika」の並びとはまったく違った印象。
初めて聴いたのは7月のシェフのライブ。でもその時ともぜんぜん違う。同じ曲でも前後のつながりでこんなにもイメージが変わるのね。タツマくんにしては珍しく歌詞ぼろぼろだったけど。

sputnica
アルバムの収録曲を見た時から2曲目の「sputnika」とこの「sputnica」がいったいなんなのか興味津々でした。歌詞とメロディーは同じ(歌詞は1箇所だけ違ってた)なのにアレンジがまったく別物。ウッダード・チアリのイメージからするとこっちのほうがぽいかな。

リビングの象
これも5月の2マンで聴いた曲。でもそこから遡ること2年前くらいに一度ライブ聴いている。
5月の2マンの時にやっぱり途中で思い出して、でもずいぶん前のことだったので曲自体はほどんど覚えていなかったけど、言えるのはドラムはぜったいこんなんじゃなかった。めちゃくちゃ好みのドラムであのときもこれだったらぜったい覚えていたはず。
昨日、CINRA MAGAZINEで試聴できるのを知って聴いてみたんだけど、もうイントロのドラムから鳥肌ものでした。やっぱりウッチャリはやってくれた、私はwooderd chiarieのこういうのが聴きたかったんだよっていう、まさにそんな1曲。
posted by sugimaru at 23:18 | Comment(0) | TrackBack(0) | ライブ '08
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