2006年11月11日

阿佐ヶ谷スパイダース「イヌの日」@下北沢・本多劇場

作・演出:長塚圭史
出演:内田 滋/伊達 暁/八嶋智人/美保 純/剱持たまき/大堀こういち/中山祐一朗/村岡希美/玉置孝匡/松浦和香子/ 水野顕子/大久保綾乃/長塚圭史

あらすじ:
高校を卒業後、進学も就職もせずに悪友たちと遊び暮らす広瀬幸司。ある夏の始め、仲間内のリーダー格である中津正行からある仕事を頼まれる。中津が海外に行っている間、「ある人たち」の面倒を見てくれというものだった。大金に釣られ安請け合いした広瀬であったが、その「ある人たち」とは恐るべき状況下にある者たちであった…(公演ちらしより)



監禁、母親の息子に対する歪んだ愛情、息子の母に対する憎悪など、けっこう重い話だけど適度に笑えるところもあって、飽きさせることなく2時間半があっという間だった。

舞台を上下2段に仕切って、上が中津家の部屋、下が裏の地下壕という見せ方で、エゴ丸出しのまるで狐と狸の化かしあいのような上の世界と、純真無垢なまま長い時を過ごす下の世界との対比が鮮やか描かれていた。

なによりも役者がうまい。
とくに中津を演じた伊達暁という役者さん。自己中心的で、すぐにキレる若者を見事に演じていた。演技とはわかっていても見ているだけで不愉快になってどうしようもなかった。
そして、宮本役の八嶋智人は絶妙というか巧妙。
あと、タカさんを演じた中山佑一朗。私この役者さん好きだ。この人の他の芝居もぜひ観てみたい。


いま、けっこうWOWOWやCSで舞台中継とかやってるけど、この芝居はたぶんテレビで見ても面白くないだろうな。これは絶対劇場で観た方がいいと思う。やっぱり劇場って特別な空間だって気がする。
posted by sugimaru at 23:32 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。