2007年10月07日

犯さん哉@PARCO劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:古田新太/中越典子/犬山イヌコ/姜暢雄/大倉孝二/八十田勇一/入江雅人/山西惇

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PARCO劇場史上最もくだらない舞台



これ、ケラ本人が言っていたんです、ブログで。
覚悟して観に来るようにと。

なので、どんだけくだらないんだろうと期待して行ったら、それはもう期待どおり。
でもくだらないとは思わなかった。ばかばかしかったけど。

最初の方こそ、なにかしら意味を探りたくなるような展開だった。
「世界の終わり」「いじめ」「貧乏」とか、そんなテーマがあるのかと。
でも、徐々にこの芝居に意味を求めること自体意味がないことに気づき始める。

どこまでいっても噛み合ない会話の応酬。
どんどん意味がすり替えられて、気がつけばまったく立場が逆転してる。
台詞のおもしろさは、やっぱりケラだな、と思わせる。

そしてなにより役者がいい。
こういう人を喰ったような芝居をさせたら犬山イヌコは天下一品。

貧乏故に体を売って金を稼ぐ古田新太、14歳。お金がないから服が買えずに、パンツ一丁。
その体型からはどうみても14歳には見えないけど、あの屈託のない笑顔に「もう14歳でいいよ」と思わずにはいられない説得力。

そして大倉孝二。彼のあの“間”はなんなんでしょう。
テレビや映画でももっともっと評価されるべき役者だと思う。もう大好き!


途中、何度か「PARCO劇場で、8,500円」って台詞が出てくる。
たしかに8,500円といったらかなりいいお値段。しかもPARCO劇場。
これが本多劇場だったら、意味も違ってくると思う。

中にはかなりご立腹らしい人もいたとか。
私もさすがに誰も誘わないでよかったとは思ったけど。
でも、個人的には2時間お腹をかかえて大笑いしたので、8,500円のもとは十分取ったと思ってます。

もっと言えば、もう1回観たいくらい。
私が観たのは2日目なので、公演を重ねていくうちに芝居がどう変化していくのか、ちょっと観てみたい。でもたぶん行かないけど。

当日券も出るようなので興味のある方は、ぜひ。
あっ、でも決して勧めてないです。後で文句を言われても困っちゃうし。
posted by sugimaru at 22:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 映画・演劇
この記事へのコメント
とっても観たくなりました いやほんとに
公演前に、チケットセンターで定価割のをみかけました
あれ まだあるかしら?
なんといってもパンツ一丁の古田新太14歳がみてみたい
ケラ様自身はでないのですね 彼はいるだけでも笑いをとれると思うのにw
いや もちろん威厳・存在感もがっつりですけどね
Posted by dolly at 2007年10月13日 00:21
ほんとに?
観た方がいいとは決して言わないけど(笑
ケラは出てません。ずっと客席で観てましたよ。

参考までに↓ケラのブログです
http://blog.livedoor.jp/keralino/
Posted by sugimaru at 2007年10月13日 11:47
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