2009年11月06日

代行のススメ@ユーロスペース

代行のススメ

名優・山田辰夫について語るトークショー
山口智(監督)×若松節朗監督『沈まぬ太陽』

山田辰夫最後の主演作品(時期的に遺作は「沈まぬ太陽」になるとのことですが)

「ぜったい、ぜったいおすすめ!」と派手にふれまわるような映画ではないけれど、じっくりじんわりとくる作品です。
なによりもよかったのが、説明的なシーンやセリフがほとんどないこと。昨今の視聴者の読解力や想像力などひとつも信用していないようなドラマに辟易してる身にとっては、こういう行間を読ませるような演出や役者の演技にほっとする思いでした。
劇中何度も出てくる食事のシーン。ただ普通にご飯を食べているだけなのに、その食事の風景だけでその時の家族の状況がちゃんと伝わってくるのがとても印象的。

山田辰夫と夫婦役を演じた円城寺あやがよかった。円城寺さんて遊眠社時の印象が強くて私の中ではずっと少年のイメージだったけど、この妻であり母という役がすごくリアリティがあって驚いた。ちょっと自分の母親を思い出してしまったほど。

あと途中ちょっとだけ出てくる子役の女の子がこれまたよかった。演技とは思えないほど自然で。あれがもし演技だとしたらかなり末恐ろしいし、演技でないとしたらどうやってあんな風に台詞を言わせられたのか。


上映の後、本作プロデューサーと山口監督、そして「沈まぬ太陽」の若松監督による『名優・山田辰夫について語るトークショー』。
かなり遅い時間だったのでトークショー自体は本当に短い時間だったけど、30年来の付き合いである若松監督とこの作品で初めて出逢ったという若い二人、それぞれが語る山田辰夫という役者の話が聞けて嬉しかった。


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2009年05月10日

NYLON100℃ 33rd SESSION「神様とその他の変種」@本多劇場

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作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ/みのすけ/峯村リエ/大倉孝二/廣川三憲/長田奈麻/藤田秀世/植木夏十/水野美紀/山内圭哉/山崎一

サスペンスタッチのシリアスな芝居と思いきや、最後の最後であのナンセンスな展開に突入。あまりにも唐突すぎて…でも笑ったけど。

シリアスながらやっぱりケラのあの間をはずすようなズレた台詞がいい。
そして毎度のことながら役者が素晴らしい。
峯村リエの息子を偏愛する母。その息子のみのすけがかなり遠目だったこともあるだろうけど11歳の少年に見えるという不思議。大倉孝二はもうほんとにどうにも。どうして世間はこんないい役者を平気で放っておくのか理解に苦しむ。

そしてこれも毎度言ってるけどオープニングの映像がかっこよすぎ。
前回のシャープさんフラットさんもよかったけど、後でシアテレの放送で見たらそれほどでもなくてちょっとがっかりした。でもこれ生で観ると本当にゾクゾクする。

今回の芝居で心に残った台詞は「この素材は伸びません!」と「今夜もカレーかよ!」このふたつ。
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2009年01月25日

パルコ・プロデュース公演 いのうえmeetsシェイクスピア「リチャード三世」@赤坂ACTシアター

演出:いのうえひでのり
出演:古田新太/安田成美/榎木孝明/大森博史/三田和代/銀粉蝶/久世星佳/山本亨/天宮良/増沢望/西川忠志/川久保拓司/森本亮治/逆木圭一郎/河野まさと/村木仁/礒野慎吾/吉田メタル/川原正嗣/藤家 剛/久保酎吉/若松武史


2〜3日前に友だちに「今度の日曜、古田新太のオセロ観にいくんだ」なんて言っちゃって、思いっきり間違えてました。“古田新太でシェイクスピア”の情報しか入ってなかった。
そのくらい古田新太ねらいだったのですが、その期待からいうと古田新太にしてはちょっと…ね、というかんじ。印象に残ったのは銀粉蝶。最高にかっこよかった。

舞台美術、照明、音楽、衣装はよかったです。とくに衣装は70年代サイケな感じで、アンコールで全員がその衣装で舞台に登場した時はすごく華やかで見応えがありました。

ACTシアターは初めて行ったけど、新しいわりには座席がちょっと…。いまどき映画館の方がもっといい席使ってる。この椅子で3時間超える芝居はかなり辛いです。
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2008年10月18日

サド侯爵夫人@東京グローブ座

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作:三島由紀夫
演出:鈴木勝秀
出演:篠井英介/石井正則/小林高鹿/山本芳樹/天宮良/加納幸和
美術:二村周作 照明:原田 保 音響:井上正弘 衣裳:原 まさみ
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2008年09月28日

NYLON100℃ 32nd SESSION 「シャープさんフラットさん」<ブラックチーム>@本多劇場

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作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:大倉孝二/犬山イヌコ/みのすけ/峯村リエ/長田奈麻/植木夏十/喜安浩平/大山鎬則/廻飛雄/柚木幹斗/三宅弘城/小池栄子/坂井真紀/住田隆/マギー

先週のホワイトチームに続いてブラックチーム。

どちらを先に観るかによって大きく印象が変わる芝居ではないでしょうか。
役者さんは大変ですね。比べられちゃうから。

先に観たホワイトの方が芝居としては純粋に楽しめたかも。
ブラックでは芝居を観ながらやはり両方の舞台を比べてしまったけど、それが今回の公演の面白さ。
同じ役でも演じる役者によって、その役の意味さえも変わってしまう。

ホワイトの三宅弘城は驚きだった。まさかこんなシリアスな役がはまるとは。
大倉孝二の煙はすべてを諦めきった荒んだ感じがよかった。その風貌もあって時に凄みさえ感じるほど。

好きな場面は赤坂さんがプレイルームを去り際に小柱に「とろける大工さん、よかったですよ」というあのくだり。この赤坂さんという役は深みがあってすごく好き。松永玲子、峯村リエどちらもいい芝居でした。

もう一度どちらかを観るならブラックかな。でも当分は観る気がしません。あまりにも重過ぎて。

「日体大の体育教師です」の台詞に大笑いし、最後の「下連雀一丁目」の台詞に涙した、そんな芝居。


今回も映像と音楽が素晴らしかった。
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2008年09月20日

NYLON100℃ 32nd SESSION 「シャープさんフラットさん」<ホワイトチーム>@本多劇場

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作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:三宅弘城/松永玲子/村岡希美/廣川三憲/新谷真弓/安澤千草/藤田秀世/吉増裕士/皆戸麻衣/杉山薫/眼鏡太郎/大倉孝二/佐藤江梨子/清水宏/六角慎司/河原雅彦


来週はブラックチーム。
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2008年07月12日

3軒茶屋婦人会 第3回公演「ウドンゲ」@ベニサン・ピット

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作:赤堀雅秋
演出:G2&3軒茶屋婦人会
出演:篠井英介/深沢敦/大谷亮介


ここのところ私の中でちょっとしたプチ篠井英介ブームがおこっていて、いろいろ調べていたらタイムリーなことにこの公演が始まるところで、すぐにチケットを入手。
「3軒茶屋婦人会」というのを見て、勝手に三軒茶屋でやるものだとばかり思い込んでた。パブリックシアターかシアタートラムあたりかな〜なんて。直前になって両国だってことに気づいた。完全にボケてる私。両国って遠そうだなって思ってたけど、地下鉄を使えば三茶よりよっぽど行きやすいわ。

地下鉄の森下駅から歩いて5分ほどで劇場の裏手に出る。その裏手から建物の脇を通って表に行くのだけど、これがどう見ても劇場というよりは町工場といった風情。まあそれもそのはずで後で調べたら、元々染め物工場だったところを劇場とスタジオに改築したらしい。
チケット出して受付へ行こうと思ったら入口の張り紙が目に入った。「ここから先にはお手洗いがありません」って、中にトイレないのか!
トイレ行くにはいったん劇場の外へ出なければいけないとのことで、どうやらさっき通ってきた通路に人が並んでいたけど、そこがトイレだったらしい。ちょっとびっくり。




高校時代の友人の葬式で30年ぶりに再会した女三人の一夜のできごと。

五十代のおばさんを演じるのは篠井英介、深沢敦、大谷亮介の三人のおじさん。
内容をまったく知らず上のチラシを見ただけだったので、べたべたのコメディだとばかり思っていたら。

舞台は雨漏りのする古くて狭いアパートの一室。葬式帰りなので衣装は当然喪服。30年ぶりの再会を喜んでいるという雰囲気はまったくなく、三人の間には重い空気が流れる。

笑える場面やセリフもかなりあったけど。大笑いする客席を見ながら、これで笑えるのは若くて幸せな人、少なくとも若いか幸せのどちらかの人だと思った。心の底から笑えなかった私は若くもないし、自分で思っているほど幸せじゃないのかも、なんてことをちらっと考えた。

男性が演じることで感情がより繊細に表現されてしまったのか、観ていてちょっと辛い。身につまされるというか。同じ芝居を同年代の女優さんが演じていたらもっと違うものになっていたかも。そのちらの方がかえって感情移入せずに観られたかもしれない。

夜が明け、30年前のちょっとしたすれ違いも解けて、三人はそれぞれの日常に戻っていく、という最後は一応ハッピーエンドなんだろうけど。でも三人が戻っていく先は昨日までと何にも変わらない日常が待っているんだろと思うと。ひとつだけ救いだったのは朝食の支度をするスミコさんの後ろ姿がちょっと弾んでいたこと。

「人は変われるの。三つ子の魂百までっていうけど、あれはウソ。人は変われるのよ」
薫がスミコに言ったこのセリフがすごく心に残った。
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2008年05月09日

ナイロン100℃『わが闇』@シアター・テレビジョン

今月の「姉、いもうと物語」という特集で、ナイロンの「わが闇」をオンエア中。
とにかく長いので録画して、3回に分けて見ました。が、そんな細切れにもかかわらずやっぱりいいです。DVDに焼いて友人にも見せたいけど、どうかな。
途中セットががガタガタと歪んでいくあの演出はテレビではほとんどわからないし、舞台では効果的だったあの映像を使った演出もちょっとわかりづらいかな。
私は舞台を観てるので、映像でもまったく遜色ないと感じるけど。それどころか返って役者の細かい表情まで見て取れるので、二度でも三度でも楽しめる気がする。とりあえず永久保存版にしようかと。というか特典映像次第ではDVD買ってもいいかな? くらいの。

で、オフィシャル見にいったら
特典映像:「オーディオコメンタリー」「キャスト座談会」「舞台裏スケッチ」
だとか。
いらないか。この舞台に関してはキャストの話や舞台裏はかえって見たくないかも。

それにしても、あらためて「わが闇」というタイトルは本当に秀逸だなと思う。



ナイロンの次回作は「シャープさんフラットさん(仮題)」。
このタイトルに少なからず反応した私は確実に昭和の人。
とは言うものの、どんな番組だったかはまったく記憶にないのだけれど。
ダブルキャストの二本立て興行だそうなので、2回観にいかないといけないのです。
チケット取れるでしょうか。がんばろう!


ケラのブログを読んでいると相変わらずだなとも思もうし、自分でも子どもだ子どもだとは言ってはいるけれど、でも作品を観る限りはかなりきっちりとした大人になったという感じ。
どうか健康には気をつけて、いい作品を作り続けてくれることを望むばかりです。
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2007年12月23日

NYLON100℃ 31st SESSION「わが闇」@下北沢本多劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:犬山イヌコ/みのすけ/峯村リエ/三宅弘城/大倉孝二/松永玲子/長田奈麻/廣川三憲/喜安浩平/吉増裕士/皆戸麻衣/岡田義徳/坂井真紀/長谷川朝晴


久しぶりに心の底から面白いというお芝居に出逢えた。
今年観た中では一番。といっても今年3本しか観ていないので大きなことは言えないけど。でも逆に言えば3本しか観ていないにもかかわらず、こんないい舞台に当たった私は幸せ者。

もらったチラシにケラが“劇団公演でしかなし得なかった舞台”というようなことを書いていたけど、まさに。正直言ってナイロンの役者にあまり魅力を感じていなかったけど、ごめんなさい。認識を改めました。役者が本当にいい!

もう一回観たい。でも東京は30日までなので無理かな。
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2007年10月07日

犯さん哉@PARCO劇場

作・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演:古田新太/中越典子/犬山イヌコ/姜暢雄/大倉孝二/八十田勇一/入江雅人/山西惇

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PARCO劇場史上最もくだらない舞台



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2007年04月14日

演劇キックプロデュース「天国と地獄」@シアターアプル

[劇作・脚本/演出/出演]江本純子
[出演]町田マリー/田口トモロヲ/小林顕作/澤田育子/金子清文/柿丸美智恵/羽鳥名美子/和倉義樹/高野ゆらこ/他


ドタバタナンセンスオペレッタとでも言うのでしょうか?
原作はオッフェンバックの歌劇「天国と地獄」。

作・演出と主なキャストは「毛皮族」という劇団の人たちらしい。お芝居から遠ざかって十数年、こういう劇団があることさえ私は知らなかった。
歌あり、ダンスあり、下ネタあり(?)と、「あぁ、久しぶりに小劇場の芝居を観た」って気がした。
ただし、かなりぐだぐだ感満載。でもこのぐだぐだ感はたぶんこの劇団の芸風なのではないかと…

かなりハイテンションな舞台にもかかわらず、ちょっと引き気味の冷めた客席。
私はこういうナンセンスでおバカな芝居は嫌いじゃないので受け入れられるけど、このステージと客席の温度差は?……私が思うにこの芝居、シアターアプルに合っていないのでは?
これ、もっと狭くてアングラっぽい小屋でやったほうが、演じ手と客の共犯者意識が感じられて面白かったかも。あと、土曜のマチネというのもいけなかったか。昼間に観る芝居じゃないかもね。

この毛皮族という劇団はエロティシズムとうたっているだけあって、途中女の子たちが総勢20人くらいおっぱいを惜しげもなくぽろぽろと出してるんだけど、どう見てもエロにはほど遠い。
みんな胸ない、腰細い、アバラ見えちゃってるし。これって男の人の目にはどう映るか知れないけど、私みたいなおばちゃんから見たら今の若い娘は細すぎて、肉体的なパワーがまったく感じられない。

あ、でもこの芝居の作・演出の江本純子さんがふんどし姿で出てきた時には目を見張った。
この人、女捨ててるな〜って思いながらも、でもかわいい人だなって、ちょっと興味がわいた。


で、演劇キックも毛皮族も知らないままに何故この芝居を観にきったかと言えば、ひとえにトモロヲさんの舞台が観たかったから。

トモロヲさんは神々の王「ジュピター」役。さすがに往年のキレはなかったけど。
せっかくトモロヲさんを起用しているというのに変態度も狂気度もかなり薄め。
とはいうものの、歌いながら唾吐くは、炊飯器のうんこ投げつけられるは、後ろ向いてもぞもぞしているかと思ったらプリンとお尻出しちゃうは、とまさにThat's 田口トモロヲ ワールド。
本人も「十数年ぶりの演劇的リハビリ」とおっしゃってましたが、私はこういうトモロヲさんが観たかったのよ。願わくばもっともっとキレてほしかった!
まあ、さすがにひさびさの舞台はきつかったのでしょうね。最後のフレンチカンカンのところではかなり息があがっていたもの。



あと、この公演、開演前に流れる「携帯きってください」とか「タバコは喫煙所で」とかいうアナウンスがトモロヲさんなの。もうこれだけでかなりあがる私。
しかし周りを見渡せばみんな落ち着いたもの。トモロヲファンは私だけ、だったのか?
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2007年03月16日

演劇ぶっく

昨日書いた演劇キックって、演劇ぶっくがやっているプロジェクトらしいです。

「演劇ぶっく」というのは小劇場を中心としたお芝居の雑誌です。
最近見てないので、今現在どんな内容になってるかはわからないけど…


私、創刊号を買った記憶がある。
確か後ろの方の小さなコーナーにトモロヲさんがイラストを連載していたんだっけ。

それまで演劇の雑誌といえば「新劇」か「テアトロ」くらいで、どちらも文章中心のちょっと固めの雑誌だったけど「演劇ぶっく」は写真満載で画期的だった。

まだ、あったかなと思って押入のぞいてみたけど、わからん! やっぱり捨てちゃったかな?


かわりにこんなもの見つけた。

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私の本です。


うそです。
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2007年03月15日

演劇キック

チケットぴあを見ていたらこんなん出ました。


演劇キック「天国と地獄」
4/12〜4/16@シアターアプル
[劇作・脚本/演出/出演]江本純子
[出演]町田マリー/田口トモロヲ/小林顕作/澤田育子/金子清文/柿丸美智恵/羽鳥名美子/和倉義樹/高野ゆらこ/他

トモロヲさんの名前を見つけて、何もわからぬまま即チケット買ってしまいました。
この田口トモロヲってトモロヲさんでいいんだよね。他にいないよね、こんな名前の人。
でもなんでいきなり舞台とか出ちゃうんだ。


この公演の前に同じシアターアプルでこんなのも。

演劇キック「レミゼラブ・ル」
4/5〜4/9@シアターアプル
[劇作・脚本/演出]ブルースカイ
[出演]廣川三憲/大堀こういち/原金太郎/新井友香/池谷のぶえ/小村裕次郎/加藤啓/辻修/市川訓睦/野間口徹/加藤直美/吉本菜穂子/高木珠里/猫ひろし/いとうせいこう/他

ちらほら知った名前もあるけど、猫ひろしといとうせいこうってのがいいなぁ。


しかしこの演劇キックというのはいったい何者?

調べてみたらブログ見つけました。
演劇キックプロデュース「天国と地獄」稽古場日記
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2007年01月13日

哀しい予感@下北沢・本多劇場

原作:よしもとばなな(小説「哀しい予感」より)
演出:塚本晋也
脚本:黒木久勝

出演:市川実日子/加瀬亮/藤井かほり/奥村知史/松浦佐知子/一本気伸吾


途中20分休憩をはさんで約3時間。
でも観ている分には長いとは感じなかった。

ただ全編通してモノローグが多く、いささか退屈した部分も。
私は原作を読んでないので、なんとも言えないけど
原作の世界を忠実に表現しようとすれば、ああいう形になるのもしかたないのか。

主演の市川実日子は自然な演技がとてもよかった。
のびのびしたお嬢さんというイメージがあったけど、今回のように内面に深く入り込むようなデリケートな役柄にもぴったり。

加瀬亮はちょっとセリフが一本調子かなとも思ったけど。
映画で観るのとはずいぶん違う印象をうけた。

この二人の清潔感のある演技が今回の舞台の空気にとてもよくあっていた。

ただ残念だったのは、おば・ゆきののキャラクターが弱かったこと。
他の人の会話の中に出て来るゆきのはずいぶんとエキセントリックな人物なのに、実際に登場するゆきのにはそんな部分は感じられず、ごく普通の女性といった印象。
もっと見ただけで納得させられるようなキャラにしてほしかった。


全体の感想としては悪くないけど、私はあまり好きじゃない。
塚本晋也と加瀬亮ということで思わずチケットを買ってしまったけど
これまではこういうタイプの芝居は意識的に避けていた。

私が芝居に求めているのは、あくまでも非日常で、荒唐無稽で、けれんで、狂気、と現実ではあり得ないけど劇場という空間ではなんでもありな世界。
今回のような細やかな感情を表現するような芝居は、舞台よりも映画やドラマの方が合っているのでは、と思う。
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2006年11月11日

阿佐ヶ谷スパイダース「イヌの日」@下北沢・本多劇場

作・演出:長塚圭史
出演:内田 滋/伊達 暁/八嶋智人/美保 純/剱持たまき/大堀こういち/中山祐一朗/村岡希美/玉置孝匡/松浦和香子/ 水野顕子/大久保綾乃/長塚圭史

あらすじ:
高校を卒業後、進学も就職もせずに悪友たちと遊び暮らす広瀬幸司。ある夏の始め、仲間内のリーダー格である中津正行からある仕事を頼まれる。中津が海外に行っている間、「ある人たち」の面倒を見てくれというものだった。大金に釣られ安請け合いした広瀬であったが、その「ある人たち」とは恐るべき状況下にある者たちであった…(公演ちらしより)



監禁、母親の息子に対する歪んだ愛情、息子の母に対する憎悪など、けっこう重い話だけど適度に笑えるところもあって、飽きさせることなく2時間半があっという間だった。

舞台を上下2段に仕切って、上が中津家の部屋、下が裏の地下壕という見せ方で、エゴ丸出しのまるで狐と狸の化かしあいのような上の世界と、純真無垢なまま長い時を過ごす下の世界との対比が鮮やか描かれていた。

なによりも役者がうまい。
とくに中津を演じた伊達暁という役者さん。自己中心的で、すぐにキレる若者を見事に演じていた。演技とはわかっていても見ているだけで不愉快になってどうしようもなかった。
そして、宮本役の八嶋智人は絶妙というか巧妙。
あと、タカさんを演じた中山佑一朗。私この役者さん好きだ。この人の他の芝居もぜひ観てみたい。


いま、けっこうWOWOWやCSで舞台中継とかやってるけど、この芝居はたぶんテレビで見ても面白くないだろうな。これは絶対劇場で観た方がいいと思う。やっぱり劇場って特別な空間だって気がする。
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2006年09月22日

塚本晋也×加瀬亮

舞台「哀しい予感」
原作:よしもとばなな
演出:塚本晋也
出演:市川実日子/藤井かほり/加瀬亮ほか
1/5〜21 本多劇場

演出・塚本晋也/出演・加瀬亮というだけで思わず先行に申し込んでしまった。




先日やはり先行で申し込んだ大人計画「ウーマンリブ先生」は予想通り落選。
一般でなんてとても取れるとは思えない…
posted by sugimaru at 23:46 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇

2006年04月01日

市川亀治郎さん

来年の大河ドラマ「風林火山」の主要キャスト発表
別に大河ドラマには何の興味もないけれど、これは個人的にちょっとタイムリーな話題。

というのも先週の土曜日、WOWOWの生中継でPARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」(三谷幸喜 作・演出)を見た。
ストーリーはどうってことない話だけど、役者のうまさと後半のスピード感溢れる演出で、かなり楽しめた。
とくに途中から目が離せなくなったのが、市川亀治郎さん。娘役を含む3役を演じていたんだけど、もう緩急自在というか、とにかくうまい。

見終わった後で、一緒に見ていた友人に「市川亀治郎、いいね〜」というと、友人も「最高だね」と、同じ視点なのが嬉しい。
後日、その友人が別の歌舞伎通の友人に話したところ、「いいでしょ〜亀治郎」とのことで、歌舞伎方面じゃもういわずもがな、周知の事実だったよう。

20代の頃、一時期歌舞伎にはまって歌舞伎座にもよく行ったものだけど、ここ十数年歌舞伎なんて一度も観てない。久々に観てみたくなったけど、チケット高いし、会社の帰りにちょっとって、ライブのようなわけにもいかない。


で、その亀治郎さんが来年の大河ドラマに武田信玄役で出演する。
その他の出演者は内野聖陽、は良しとしてGackt !?
最近の大河ドラマは結構話題作りのためのキャスティング?って思うようなのも多いけど、でもそんな中に亀治郎さんみたいなうまい役者がいると、ぴりっと引き締まるんだろうな。

といっても、私はテレビは、ましてやドラマなんかほとんど見ないから、この「風林火山」もたぶん見ないと思うけど。




どうでもいいけど、市川亀治郎“さん”で他の人は敬称略って…
なんか自分の中であいまいなんだけど“さん”付けしたくなる人と、そうでない人がいる。
それは別に好きとか嫌いとかというわけじゃなくて。

内野聖陽さんとGacktさん、失礼しました。
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2006年02月24日

WOWOW

3/21(火)22:00 NODA・MAP「贋作・罪と罰」 作・演出:野田秀樹
3/25(土)19:00 PARCO歌舞伎「決闘!高田馬場」 作・演出:三谷幸喜
3/29(水)23:45 「LAST SHOW -ラストショウ-」 作・演出:長塚圭史

WOWOWで放送決定!

舞台をテレビで観ててどうすんだ!ってつっこみたくなるけど、最近は芝居といえばWOWOW。
しかもうちはWOWOWに入ってないから、人のうちにいって観せて貰ってるんだけど…

舞台をテレビで観るととたぶん3〜4割減でつまらなくなる。
やっぱり生でないと。あの非日常の空間にいることが、まず大前提。
でもお芝居って高いし、そもそも三谷幸喜や野田秀樹なんてチケット取れないじゃない。

長塚圭史なら取れるかな?甘いかな?
長塚圭史は一度は観てみたいんだけど。すごく気になる。

前に「ダブリン の鐘つきカビ人間」に役者として出ていたのを、これも舞台中継で観たんだけど、最高だった。あんな役者さんテレビではなかなか出てこないよね。

でも最近めっきり芝居への熱が冷めてしまって、昔のようなアンテナがないから、どこで何やってるのかまったく目に入ってこない。

とりあえず、上記の三作は「見せてね」って頼んでおこう。
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2006年01月18日

トモロヲさんを探せ

先日、知り合いに「このあいだ、はじめて田口トモロヲさんの顔がわかりました」と言われた。「大停電の夜」を見たらしい。

最近になって、ようやく会話の中でトモロヲさんの名前を出しても普通に話題が続くようなってきた。これって、やっぱりプロジェクトX効果?

20年近く地道にトモロヲさんの啓蒙活動を行ってきた私としては、嬉しい限り。
あまりに地道すぎて私の活動は周りにはわかりづらかったようだけど。

ただ、みんな名前は認知しているものの、いまいち顔がよくわからないらしい。

会社の子は「マスターカードのCMに出てた人でしょ」(そうそう)
また別の子は「いま、保険のCMでてますよね」(うんうん)
でも、どちらも「顔がはっきりわからないんですよね〜」(やっぱり…)

映画好きのKさんは、私の啓蒙活動が実ったせいか、かなり以前からトモロヲさんの名前と顔が一致していた。
「でも、気付かなかったりするのよね。最後にクレジット見て“えっ、どこに出てたの?”って」
まあ、それはよく言われることだけど。「トモロヲさんを探せ」クイズとか成立しそう。

Aちゃんとは、以前にトモロヲさんの出ている舞台を一緒に見に行ったことがある。
松尾スズキ、小日向文世、仲村トオル、小池英子、片桐はいりなど、そうそうたるメンバー出演していた。
トモロヲさんは、けっこうはじめの方から登場していたんだけど、後でAちゃんに聞くと
「トモロヲさんがいつ出てくるのかなって思ってるうちに、出演者が全員出てきちゃったから、“あっ、もう出てるのか”ってひとりづつ消去法で考えていったら、ようやくわかったよ」
…そういうことらしい。

「田口トモロヲ」で検索すると、だいたいが映画の出演者欄でヒットする。
でも、ここのところ目につくのが
「今日は○○へ行った。思いのほか○○だった。(田口トモロヲ風)」っていうやつ。
テレビの影響力ってやっぱりすごい!


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posted by sugimaru at 19:53 | Comment(0) | TrackBack(0) | 映画・演劇
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